神の子どもたちはみな踊る~「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」で小沢健二がライブ~
もはや「俺の小沢健二メモ」と化したこのブログ。
数日前に、3年寝かした「東京の街が奏でる」レポートを公開したばかりですが、また書くべきことが出来てしまいました。
2015年3月29日(日)、春の夜、世田谷文学館で行われていた「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」にて、小沢健二が突然のライブを行ったとのこと。
ライブが始まったであろう19時前後、私はTwitterのタイムラインでそのことを知り、自宅でタイムラインを眺めながら、岡崎京子さんと小沢健二さんの絆に思いを寄せていたのでした。
不肖、私めが皆さんのつぶやきを(勝手に)まとめさせていただいたのがこちら。
信頼できるインサイダーである大山卓也さんのブログがこちら。
だいたいのことは上記を読めば分かると思います。
ざっくりと基本情報をまとめてみましょう。
君は小沢健二の未発表曲「甘夏組曲」の素晴らしさを知っているのか
2015年も3月を迎えました。
同年2月末、深夜残業に疲れてタクシー待ちをしていたところ、iPodから懐かしい曲が流れてきた。
春の幕開けにふさわしい、強く冷たい風が吹いた夜更け、薄曇りの夜空には、わずかに靄がかかって、冬空とは違った様子を見せていた。
そんなシチュエーションに「甘夏組曲」はぴったりとハマったわけで。
ライブ(レビュー96)で披露されたものの、音源としては発表されておらず、ネット上では禁断の観客による録音素材が出回っている同曲。かたや同ライブで「ダイヤモンド組曲」と題されて発表されたもう一つの新曲は、「夢が夢なら」へ改題、アレンジと歌詞を変えて発表されている。両者の間にどのような扱いの違いがあったかは不明だが、個人的には「夢が夢なら」に負けず劣らずの名曲だと思っている。
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「SF映画ベストテン」に参加します!
初めて「男の魂に火をつけろ!」のベストテン企画に参加や!
- 「マトリックス」(監督:ラリー・ウォシャウスキー/アンディ・ウォシャウスキー)
- 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(監督:ロバート・ゼメキス)
- 「機動警察パトレイバー2 the Movie」(監督:押井守)
- 「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(監督:押井守)
- 「御先祖様万々歳」(監督:押井守)
- 「惑星ソラリス」(監督:アンドレイ・タルコフスキー)
- 「第9地区」(監督:ニール・ブロムガンプ)
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- 「WALL-E」(監督:アンドリュー・スタントン)
- 「猿の惑星 創世記」( 監督:ルパート・ワイアット)
最終日の投稿ですみません…!
続きを読む異人との夏−「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」−
「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を鑑賞。
チケット買うときには「あの日見た花のなんちゃら1枚」と言いました。
さて、劇場版、と名がつく作品は、いつからか「劇場版(笑)」と揶揄される風潮がすっかり出来上がってしまい(例:劇場版「スシ王子」)、かつては「劇場版=TVシリーズで人気を博した作品」であったものが、今では「劇場版=とにかくなんか売上を少しでも伸ばすための約束された手法」となっている。「祭り」としての「劇場版」は、製作される作品のほんの一握りと言えよう。
僕自身、劇場版と題された作品をわざわざ観に行くには、よほどTVシリーズを堪能したか、あるいは単体作品として評価が高いか、それなりの条件がなければならなかった。TVシリーズの劇場版では「涼宮ハルヒの消失」を最後に観ていない。
※「踊るFINAL」や「真夏の方程式」は観たが、これはまあ、すでに劇場映画シリーズとして確立しているから除外。
アニメの劇場版といえば、古くは機動戦士ガンダムや宇宙戦艦ヤマト、そして我ら世代の金字塔「旧エヴァ劇場版」に代表されるように、TVシリーズ総集編からの新作ストーリーでシリーズを補完し、真のラストで完結する、というひとつの伝統芸能だ。しかもそれで前後編、三部作などザラである。観るものには大きな期待と満足を与える一方、観ないものには「不完全な視聴者」というレッテルを貼るというえげつない商法。
ゆえにアニメ劇場版を観るものは、製作者側の姿勢を常に疑い、「これは本当に観る価値のある映画なのか」と自問しつつも、結局はTVシリーズに対する熱意だけで観てしまう、という一つの情けないプロセスを経ることになる。それもまた世代を超えて受け継がれる伝統である。
では、「劇場版あの花」は劇場版(笑)であったかというと、そうでもなかった。
よくできた総集編ではあるが、ひとつの新作として、丁寧に作られていた。
以下ネタバレあり。
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