rainfiction

アマチュア映画監督 雨傘裕介の世に出ない日々です。

「So kakkoii 宇宙 Shows」2022年6月26日

会場に向かうまでの時間で記す。 昨日から関東な熱波に覆われたような暑さ。梅雨を飛び越えて夏がやってきた。 コロナウイルスの時間を飛び越えて、2年越しの小沢健二のライブが有明のガーデンシアターで開催される。 すでに25日の公演も観た。長い時間を飛…

let's get on borad

2018年5月3日 日本武道館 小沢健二「春の空気に虹をかけ」

子どもと魔法 ー小沢健二への期待ー

真夏日となった2016年5月23日。小沢健二のツアー「魔法的」初日を2日後に控えて、ツアーグッズのリストが公開された。もうそんな時期か……と、2016年1月20日になされたツアー告知のことを思い返す。のちに出版された雑誌「relax」に、小沢健二は短文を寄せた…

ロードバイク初心者戦記

ロードバイクを買った。遅すぎるデビューである。とりあえずいろいろ書いていこうと思う。

魔法 is the magic word 〜魔法的によせて〜

どうもこんばんは。民間における小沢健二研究の第一人者、雨傘です。さて、小沢健二が、2016年初夏に四年ぶりのライブ、6年ぶりのツアー「魔法的」を行うこととなり、先行チケット争奪戦が一通り行われた。 ツアータイトルを目にして、これまた何て「小沢的…

最近ブックマークした記事/自由に書けるのだとしたら

anond.hatelabo.jphttp://anond.hatelabo.jp/20160115234944anond.hatelabo.jpazanaerunawano5to4.hatenablog.com職業としての小説家 (Switch library)作者:村上春樹Switch Publishing/ Tsai Fong BooksAmazon 文章上手だね、と言われることとお前の書いたブ…

ジャパネットたかたで買ったタブレットのマッドシステム~怒りのデス・アップデート

実家に帰省したんですよ。 そしたら親が買ってるわけですよ。案の定。 ジャパネットたかたで、オリジナルで売り出しているタブレット(東芝製)+Ymobileルータのセットを。https://www.japanet.co.jp/shopping/tablet/catslist2/ATINNV0309LP00000000000530…

Kindleで読んだマンガ~「ケンガンアシュラ」が面白い

書籍や映画やマンガについて書きたいと思って始めたはてなブログですが、いつの間にか「小沢健二」ブログになっておりまして。 たまにはマンガのことでも書きましょう。 「ケンガンアシュラ」というマンガが面白いのです。[asin:B00EH2UI1S:detail] 結論から…

神の子どもたちはみな踊る~「岡崎京子展 戦場のガールズ・ライフ」で小沢健二がライブ~

もはや「俺の小沢健二メモ」と化したこのブログ。 数日前に、3年寝かした「東京の街が奏でる」レポートを公開したばかりですが、また書くべきことが出来てしまいました。 2015年3月29日(日)、春の夜、世田谷文学館で行われていた「岡崎京子展 戦場のガール…

世界のすべてのオペラシティ~3年越しの小沢健二「東京の街が奏でる」レポート~

再びこの日が来ようとは。 そう、この僕が、小沢健二について書く日。 2010年、アホほど長い文章を書き、あまつさえブログなんぞに公開し、ちょっと反応があったからといって、一人で読み返してニマニマしたり、翻って文才の無さを反省したり、とにかく気持…

君は小沢健二の未発表曲「甘夏組曲」の素晴らしさを知っているのか

2015年も3月を迎えました。同年2月末、深夜残業に疲れてタクシー待ちをしていたところ、iPodから懐かしい曲が流れてきた。小沢健二の未発表曲「甘夏組曲」。春の幕開けにふさわしい、強く冷たい風が吹いた夜更け、薄曇りの夜空には、わずかに靄がかかって、…

iTunesで買える小沢健二元ネタリスト 〜「LIFE」発売20周年〜

20年前の1994年、8月31日。 その日、あなたは何をしていただろう。 今よりも若く、今よりも一日が長く感じれていた時節だったはずだ。 20年前の8月31日は、すでに忘れてしまった一日かもしれない。取るに足らない普通の日。いつもの一日と変わらずに過ぎてい…

はてなブログへ移行

はてなダイアリーからはてなブログへ移行。 思い立って、でもないが、近日中に公開したい記事に向いた機能が整備されていたので。 旧ブログ(はてなダイアリー) nasty lodge 屋号も変えたった。 はてなブログ、思ったより使いやすいね。

「SF映画ベストテン」に参加します!

「SF映画ベストテン」に参加します! 初めて「男の魂に火をつけろ!」のベストテン企画に参加や! 「マトリックス」(監督:ラリー・ウォシャウスキー/アンディ・ウォシャウスキー) 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(監督:ロバート・ゼメキス) 「機動…

異人との夏−「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」−

「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」を鑑賞。 チケット買うときには「あの日見た花のなんちゃら1枚」と言いました。 さて、劇場版、と名がつく作品は、いつからか「劇場版(笑)」と揶揄される風潮がすっかり出来上がってしまい(例:劇場…

ふたつとない作家性−「宝石の国」−

市川春子「宝石の国」第一巻を読了。 宝石の国(1) (アフタヌーンKC)作者:市川 春子講談社Amazon 個人的に、手塚治虫クラスの書き手だと勝手に認識している市川春子の最新作にして、はじめての連載作品。 デビュー作品集『虫と歌』が第14回手塚治虫文化賞新生…

オマエら皆殺しだから−「デストロ246」−

高橋慶太郎「デストロ246」第1巻を購入&読了。面白い!あらすじは以下のとおり。Wikipediaより。 実業家の透野隆一は、家族を毒殺されて、復讐のために生きるようになり、南米の麻薬組織から少女の殺し屋を2人購入した。透野は2人に「翠」「藍」と名付け、…

猫になりたい

昔、実家にいたころ、猫を飼っていた。 小学3年のときに、家の裏の駐車場で遊んでいると、小さな鳴き声が聞こえてきた。家の縁の下で小さな三毛猫がうずくまっている。僕が少年期特有の向こう見ずさと好奇心で、何も考えずに抱き上げると、低いのか高いのか…

甦れ!「あの感じ」!!−「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」−

「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」を鑑賞。 Twitterのタイムラインでも鑑賞したという人を見かけなかった本作。 公開から2週間が経とうとしていたので、この機会を逃すと劇場でギャバンを観ることなど一生叶わないのではないか…という不安に駆られ、最寄りのシ…

わが青春の牙突−「るろうに剣心」−

「るろうに剣心」を鑑賞したでござるよ。 ※悪・即・斬!No More 映画泥棒!! 鑑賞から一週間が経ったが、興行収入も好調で、世界での公開も予定されているようだ。大ヒット御礼!ワーナー御礼!! そんなムードになるなんて予想していなかったんですが、予告…

桐島、生きとったんかワレ!−「桐島、部活やめるってよ」−

「桐島、部活やめるってよ」を鑑賞。 ※「Another」のスチルではありません。 結論から言うと「未熟だった世界が終わり、新たに世界が広がるモノ」の大傑作だ。 そして僕は「未熟だった世界が終わり、新たに世界が広がるモノ」が大好物だ。 当ジャンルのフォ…

人生に影響を与えた45本の漫画

ドン!※画像は「ツギハギ漂流作家/西公平」より。 このコマだけが異様に有名という稀有な作品。 「人生に影響を与えた45曲」という企画をid:katokitizさんの「人生に影響を与えた45曲 - シン・くりごはんが嫌い」というエントリを見て、面白い!と思ったので…

愛ゆえに傑作―『宇宙人ポール』―

今年、初めて劇場で観た映画は『宇宙人ポール』。宇宙人ポール [DVD]サイモン・ペッグAmazon前評判が高すぎたため、自然と期待値も高まり、スピルバーグ映画へのオマージュ満載、という意味では、スピルバーグ御大ご自身の『インディ・ジョーンズ〜クリスタ…

女をめぐる冒険−『チェイサー』

DVDで『チェイサー』を鑑賞。チェイサー ディレクターズ・エディション【初回限定生産2枚組】 [DVD]キム・ユンソクAmazon ナ・ホンジン監督の新作『哀しき獣』が絶賛されており、何とも観たい映画なので、予習のつもりで観た。 比較対照として『殺人の追憶』…

あけましておめでとうございますin2012

わーい。2年以上もほったらかしてたよ。年末年始に読んだ本氷菓 (角川文庫)作者:米澤 穂信KADOKAWAAmazon 沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一 (角川文庫)作者:夢枕 獏KADOKAWAAmazon小説ばかり。 実家で『古典部シリーズ』を読んで興奮した。

天使たちのシーン〜小沢健二について

mixiからの転載です。 超長文。自分のために転記。 - 月一回の日記。 書かないんじゃあなくて、書けない。 僕に言えるのはそれだけだ。 初夏ですね! 今回は時候の挨拶はこれくらいにして、ものすごく大事なことを語ることにしよう。ええ、とっても大事なこ…

iPhone

iPhoneからテスト

「兄兄兄妹」を見た

「兄兄兄妹」/監督:村松正浩 @ドロップシネマパーティ かつて、自主映画が小さな変換を遂げた時があった。 自主映画の黄金時代を築いた8ミリフィルムがDVへ変わろうとする過渡期。 『ぴあフィルムフェスティバルはフィルムしか評価されない。だって「フ…

「中央線ドロップス」元町夏央

中央線ドロップス (アクションコミックス)作者:元町 夏央双葉社Amazon本腰入れて書評でも。 どうして武蔵野の夕方の車窓はこんなにも心をくすぐられるのか。 夕日を背景に、シルエットになったよみうりランドの観覧車。 背の低い町並みが一生懸命夕方の光を…

午後、夢、悪しからず

もし宝くじが当たったら。 そんな妄想をしながら日中の街を弁当を求めて歩く。 親をモンゴル旅行に連れて行こう。 財布の中には金がない。弁当の出費にも気を使う。 困りものを片付けて、あの人を食事に誘おう。 昼過ぎ風強く。胸元に春風強風が滑り込む。 …